『認知症カフェ』 第19回が開催されました

『認知症カフェ』 第19回が開催されました

5月21日、6か月ぶりに認知症カフェを開きました。過去2回は、コロナ感染対策のために直前に中止になってしまい皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。コロナウイルス感染者の数はまだまだ多いですが、コロナとの付き合い方もだんだんと変化しつつある今再度開催できて大変うれしく思います。
本日は、10人の参加でした! 
今回は、≪五感で感じよう ポン菓子作り≫というテーマでなんとポン菓子作りを体験しました。


【アイスブレイク】
心理師の片岡さんが≪連想ゲーム≫を準備してくれました。
毎度のことではありますが、連想ゲーム、皆さんいろいろと連想が早くて楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまいます!

 

さて、次は
【体験型講座】 ≪五感で感じよう ポン菓子作り≫
<工房あけぼの>の前畑さんから、まずは『ポン菓子』の歴史についての説明です。参加者の皆さんは、小さい頃、ポン菓子を作った経験があったり、よく食べていたことを思い出していらっしゃいました。

ポン菓子とは、米や麦などを材料としたシンプルなお菓子です。
呼び方も、「バクダン」「こめはぜ」「ドカン」「パンパン菓子」そして包装から「人参」とも呼ばれていたそうです。

 

さてさて、大きな機械がテラスに設置されました!
若いスタッフはもちろん、見るのは初めてです。
お米を入れます。

 

どーーーん!!

大きな音と煙が・・・まるで大砲のようです。
米が10倍くらいに膨らみます。網の中に見えますね
大砲のような音にびっくりしながらもこちらでは砂糖を煮詰めています~
後で、ポン菓子にからめます。

 

さあ、砂糖を絡めます。
たらいを支える人
砂糖を入れる人
混ぜる人
皆で協力して仕上げに入ります。
出来上がったらバットに広げ、お持ち帰り用に袋に詰めました。

 

お持ち帰り用の個包装

この<ポン菓子作り>は、懐かしい香り、味、そしてそれを楽しみながら思い出す大昔のこと・・・ちょっと昔のこと・・「こういう時間(人と集まって何かを作る)が久しぶりで楽しいと感じることができました」「こんなに笑ったのも久しぶり、元気がでました」「子供が学生の頃にバザーでかりんとうを作る際に今日のように砂糖を煮詰めたことを思い出しました」皆さん、目を輝かせ、純粋な気持ちで楽しんでいらしたように思いました。参加者は10人といつもよりちょっと少なめでしたが、大盛況に終わって本当によかったです。

スタッフも「すごく楽しかった。年に1回くらいはこんな体験型がいい。また、やりたい~」と!まるで参加者気分🌸ポン菓子機の音が大砲のようで、近所の方もさぞびっくりされたことでしょう・・・。

※この日は、南日本新聞の取材もありました。記者さんも初めての経験だったようです。

 

次回は、8月20日(土)の開催を予定しています。皆さまのご参加お待ち申し上げます。


※参加者の方の了承を得て画像掲載しております

2022年06月11日